¿Que xopa?
パナマと日本の直行便が実現する!?中南米好きには夢のような話
「日本からパナマへの直行便ができるかも!?」
そんな胸躍るニュースが飛び込んできました。
2026年7月3日、日本とパナマの航空当局間で新たな航空枠組みの署名式が行われました。
少し遡ると、2025年9月にムリーノ大統領が訪日した際の首脳会談(当時の石破首相)で直行便構想が話し合われ、2026年8月には茂木外務大臣がパナマを訪問するなど、政府レベルでの動きが着々と進んでいます。
さらに、ANA(全日空)とボーイングの幹部がパナマのトクーメン国際空港を現地視察し、実現に向けた技術評価まで行われました。
まだ検討段階(未確定)ではありますが、もし実現すれば、ラテンアメリカを旅したい旅行好きにとってはまさに夢のような話です!
空港の電光掲示板を見て、「北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アジアの都市ばかりで、中南米の国々はないな……」と思ったことはありませんか?
なぜこの路線がそれほどすごいのか、両国の視点から整理してみました。
日本にとってのメリット:中南米がぐっと身近に!
正直なところ、日本で「パナマ」の知名度はまだそれほど高くありません。
しかし、直行便ができるインパクトは絶大です。
- 「直行便があるなら行ってみたい」需要の掘り起こし
限られた休みで行く海外旅行では、「直行便で行けるかどうか」を行き先の基準にする人は多いはず。直行便の誕生をきっかけに、「パナマに行ってみよう!」という旅行者が確実に増えるはずです。 - 南米周遊の強力なルートに
パナマ経由で、中南米やカリブ海の各国へのアクセスが格段によくなります。
アメリカ経由でもこれらの国へ行くことは可能ですが、ESTAの事前申請が必要なうえ、入国審査で時間がかかったり、保安検査場の混雑で乗り継ぎ便に間に合わなくなるなどのリスクが常に付きまといます。
一方、パナマ経由(トクーメン空港でのトランジット)ならアメリカのような厳しい入国審査や混雑もなく、そのままスムーズに次の搭乗ゲートへ向かうだけ。
「せっかくだからパナマにも数日滞在したい」となっても、日本人ならビザなしで最大90日間滞在できるので安心です。
パナマ(中南米)にとってのメリット:アジアと中南米を結ぶ新たな架け橋
パナマにとっても、アジアとの直行便開設は成長の大きなチャンスです。
- 面倒でリスクの高い「アメリカ経由」を回避できる!
中南米の人々が日本をはじめとするアジア各国へ行く場合、アメリカやカナダ経由が一般的です。しかし、最大のハードルは「単なる乗り継ぎ(トランジット)であってもビザが必要になる」点です。申請費用が高額なうえに発給拒否のリスクもあり、パナマ経由の直行ルートができれば、そうしたリスクを回避して来日できるようになります。 - 欧州・メキシコ経由以外の「快適な選択肢」
現状、ビザ問題を避けるにはヨーロッパやメキシコ経由が無難ですが、航空券が高額になりがちです。地球の反対側へ行くのに、大西洋を回って何度も乗り継いだり、18時間以上のレイオーバー(待ち時間)が発生したりと非常に不便でした。
現在、日本からの直行便はメキシコ線が唯一の選択肢ですが、アメリカ経由と比較すると1.5倍以上の価格差があります。ここにパナマという新たな選択肢が加われば、価格競争によって航空券代が落ち着く期待も膨らみます。
ちなみに私事ですが、以前アエロメヒコ航空の成田〜メキシコシティ便に乗った際、昨今の円安や中南米での日本ブームの影響からか、搭乗客の9割近くが中南米の方々でした(肌感覚ですが!)。それほどアジアへの需要は高まっています。 - 日系人や中華系コミュニティの往来がラクラクに
歴史的に深い関わりがある中華系パナマ人が中国へ帰省しやすくなるほか、ペルーやブラジルなどに暮らす多くの日系人が「ルーツである日本を訪れる」きっかけにもなります。
おわりに
現時点では「技術的な調査・評価の段階」であり、決定事項ではありません。
話題性だけで開設できる距離ではないため、最終的には「ビジネスとして成り立つか」が判断基準になります。
とはいえ、北米の混雑した空港や面倒な入国審査を通らずに、パナマへの旅行や乗り継ぎでそのままラテンアメリカの大地へ飛び立てる未来……想像するだけでワクワクしてきませんか?
今後の続報を楽しみに待ちましょう!